2014年5月28日、Ithaka S+Rが、大学図書館においてデータに基づく意思決定のロードマップについてのイシュー・ブリーフ“Driving With Data: A Roadmap for Evidence-Based Decision Making in Academic Libraries”を公開しました。
図書館ではさまざまな種類のデータを収集し、資料やサービスの質の評価が行われていますが、図書館の経営層は、集めやすいデータではなく、解決したい課題についてのデータに基づいて意思決定を行うべきであると指摘されているとのことです。大学図書館が効果的な意思決定を行うためのデータ活用のプロセスで考慮すべき点などが示されているとのことです。
Driving With Data: A Roadmap for Evidence-Based Decision Making in Academic Libraries(Ithaka S+R, 2014/5/28付)
http://www.sr.ithaka.org/blog-individual/driving-data-roadmap-evidence-based-decision-making-academic-libraries
Driving With Data: A Roadmap for Evidence-Based Decision Making in Academic Libraries(PDF;10ページ)
http://www.sr.ithaka.org/sites/default/files/files/SR_BriefingPaper_DrivingData.pdf
参考:
E1527 – 数字を武器に図書館を変えた米国の図書館アナリスト<報告>
カレントアウェアネス-E No.253 2014.02.06
http://current.ndl.go.jp/e1527
E1522 – 多面的なデータにもとづく除籍を支援するツール<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.252 2014.01.23
http://current.ndl.go.jp/e1522
大学図書館リサーチガイドのユーザビリティ調査の結果は?(文献紹介)
Posted 2014年1月6日
http://current.ndl.go.jp/node/25196
CA1625 – 動向レビュー:根拠に基づいた図書館業務の設計−実践家の成果の共有を目指すEBLIPの動向−/ 依田紀久
カレントアウェアネス No.291 2007年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1625
E1560 – 大学図書館の指導者層の意識調査(米国)
カレントアウェアネス-E
No.258 2014.04.24
http://current.ndl.go.jp/e1560