“Education and Training for 21st Century Publishers”の2014年春号(第17巻第2号)に、Katherine Skinner氏らによる“Library-as-Publisher: Capacity Building for the Library Publishing Subfield”と題した記事が公開されています。
この記事では、大学における電子ジャーナルや会議録等のための電子出版のプラットフォームへの要望をうけ、大学図書館が担う出版の役割が強くなってきているとしています。主に北米の大学図書館を対象に、図書館による出版のための能力開発について紹介していいるとのことです。大学出版局や図書館出版社などの関係者11名にインタビューを行い、図書館における出版でトレーニングが必要とされる主要分野の提案などを行っているようです。
Katherine Skinner.; Sarah Lippincott.; Julie Speer.; Tyler Walters. Library-as-Publisher: Capacity Building for the Library Publishing Subfield. Education and Training for 21st Century Publishers. 2014, 17(2).
http://dx.doi.org/10.3998/3336451.0017.207
参考:
図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”、初のフォーラム開催へ
Posted 2013年12月17日
http://current.ndl.go.jp/node/25092
公共・大学図書館における出版活動の動向とベストプラクティスを知るために “Library Publishing Toolkit”刊行
Posted 2013年8月9日
http://current.ndl.go.jp/node/24128