米国デジタル公共図書館(DPLA)、公開から1年

米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2013年4月18日の公開から1周年を迎えました。

この1年間にDPLAが達成したこととして、以下が挙げられているようです。
・コレクション点数の増加(240万点から約3倍となる700万点へ)
・1,300以上の機関からのデータ提供(開始直後は500機関)
・ウェブサイトへの100万件以上のアクセス(ユニークユーザ)、APIを通じたヒット件数は900万件以上
・第三者からのアプリの提供
・160万冊の図書や雑誌をブラウジングするための斬新なインタフェースの導入
・ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団やアンドリュー・メロン財団、匿名の支援者などからの200万ドル以上の助成の獲得
・スタッフの増加(4名から8名へ。さらにあと2名も追加予定)
・DPLAfest 2013などのアウトリーチ活動を通じたコミュニティとの積極的な関与

また、DPLAの協力体制(Service HubとContent Hub)に、新たに6機関( California Digital Library、Connecticut Digital Archive、 U.S. Government Printing Office、Indiana Memory, Montana Memory Project、The J. Paul Getty Trust)が参加したこともあわせて発表されています。

Digital Public Library of America Celebrates Its First Birthday with the Arrival of Six New Partners, Over 7 Million Items, and a Growing Community(DPLA、2014/4/17付)
http://dp.la/info/2014/04/17/dpla-1st-birthday-announcement/

参考:
E1429 – 米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される
カレントアウェアネス-E No.237 2013.05.23
http://current.ndl.go.jp/e1429

米国デジタル公共図書館(DPLA)を紹介するセミナー資料が公開
Posted 2014年4月15日
http://current.ndl.go.jp/node/25933