北アフリカにおけるオープンアクセスジャーナルの質の向上に向けて:今後の道筋(記事紹介)

2025年6月12日付けで、オープンアクセス(OA)ジャーナルのディレクトリであるDirectory of Open Access Journals(DOAJ)が、北アフリカにおけるOAジャーナルの状況や課題に関するブログ記事“Enhancing the quality of open access journals in North Africa: A path forward”を掲載しました。著者は、DOAJの北アフリカ・中東担当編集局長のKamel Belhamel氏です。

北アフリカ5か国(アルジェリア、エジプト、モロッコ、リビア、チュニジア)においてはOAジャーナルが計2,244誌出版されているものの、必要な基準を満たしてDOAJに登録されているのは393誌で、17.5%に留まっているとしています。記事では、解決すべき課題や、今後の道筋について述べられています。

Enhancing the quality of open access journals in North Africa: A path forward(DOAJ Blog, 2025/6/12)
https://blog.doaj.org/2025/06/12/enhancing-the-quality-of-open-access-journals-in-north-africa-a-path-forward/

参考:
DOAJのデータに見る中東・北アフリカ(MENA)地域におけるダイヤモンドオープンアクセスジャーナル(記事紹介) [2025年05月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/252847

F1000、Open Research Africaの投稿資格をアフリカに拠点を置く全ての著者に拡大 [2025年04月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/251938

EIFL、アフリカにおけるダイヤモンドオープンアクセスジャーナルの現状に関する報告書を公開 [2024年08月02日]
https://current.ndl.go.jp/car/223593