2025年8月7日、韓国国立中央図書館(NLK)が、AI時代の図書館の未来を模索する刊行物『라이브러리+』(ライブラリー・プラス)を創刊したと発表しました。
年2回の刊行予定で、AIを始めとする新技術を図書館で効果的に活用するための方向性を示し、国内外の技術動向や実務の事例を総合的に紹介するとあります。韓国外の記事は原文と韓国語の翻訳を、韓国の記事には英文での要約も付して掲載するとしています。
創刊号は、「生成AIと図書館」というテーマの下、韓国のAIの専門家や、国際図書館連盟(IFLA)や米国図書館協会(ALA)でAI関連の活動をしている専門家が寄稿しているとあります。
同誌はNLKのウェブサイトで公開されています。
선 넘은 도서관, AI와 연결되다(韓国・国立中央図書館, 2025/8/7)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&page=1&viewCount=9&id=52564
공지사항 국립중앙도서관『라이브러리 플러스』 창간호 발간(韓国・国立中央図書館, 2025/8/11)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=52610&schBcid=normal0202
기타자료(韓国・国立中央図書館)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50708010000.do
※見出し「라이브러리 플러스 제1권 제1호」(ライブラリープラス第1巻第1号)からPDFで閲覧できます。
参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、韓国電子通信研究院とAIを用いたスマート図書館構築等のための業務協定を締結 [2025年06月13日]
https://current.ndl.go.jp/car/254061
韓国国立中央図書館(NLK)、オープンアクセス可能な学術情報に基づくAI協力ガバナンスの構築を発表 [2025年06月03日]
https://current.ndl.go.jp/car/253590
