2025年8月8日付けで、フランス・文化省(Ministère de la Culture)が、文化財保護のための環境リスクマッピングの取組について、ウェブサイト上で紹介しています。
文化関係者を支援するための取組で、気候変動に関連する課題に直面する中、リスク予測能力を強化し、予防措置を講じ、文化遺産を保護することが目的とされます。
具体例として、2025年に開始されたノルマンディーにおける試行プロジェクトでは、海岸線の後退や海水没のリスク等に関する環境データを遺産目録と相互参照し、作成された地図により、浸食や海面上昇の脅威にさらされている沿岸地域において、脆弱な遺産をより正確に特定することが可能となることが紹介されています。
La culture s’adapte #3 : cartographier les risques environnementaux pour mieux protéger la culture(Ministère de la Culture, 2025/8/8)
https://www.culture.gouv.fr/fr/thematiques/transition-ecologique/la-culture-s-adapte-3-cartographier-les-risques-environnementaux-pour-mieux-proteger-la-culture
参考:
CA2075 – 気候変動時代における図書館・文書館資料の環境管理:持続可能な資料保存へ / 竹内秀樹
カレントアウェアネス No.362 2024年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2075
E2754 – コレクションの災害リスク管理に関するユネスコのツールキット
カレントアウェアネス-E No.492 2024.12.05
https://current.ndl.go.jp/e2754
