国際図書館連盟(IFLA)、著作権とAIに関する声明“IFLA Statement on Copyright and Artificial Intelligence (AI)”を公表

国際図書館連盟(IFLA)は、同運営理事会が2025年4月4日付けで承認した、著作権とAIに関する声明“IFLA Statement on Copyright and Artificial Intelligence (AI)”を公表しました。

声明は、IFLAに加盟している図書館がAIの利用に関する著作権上の課題に対処し、図書館における関連プログラムやサービスの開発を支援することを目的としているとあります。

AI技術の出現を受けて図書館が果たすべき役割を整理した上で、図書館、政府、AI企業、権利者及びベンダーに向けた提言がなされています。

IFLA President’s Message, April 2025(IFLA, 2025/4/15)
https://www.ifla.org/news/ifla-presidents-message-april-2025/

IFLA Statement on Copyright and Artificial Intelligence (AI)(IFLA Repository)
https://repository.ifla.org/handle/20.500.14598/3927

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、AIと図書館に関するツールキット(草案)に関する意見募集を実施中 [2025年03月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/244043

国際図書館連盟(IFLA)、図書館におけるAI技術の利用に関する刊行物を公表 [2025年01月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/239098

国際図書館連盟(IFLA)のAIに関する研究グループ(SIG)、AIに対する図書館の戦略的対応に関する作業文書を公開 [2023年12月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/202580