欧州研究図書館協会(LIBER)、デジタル時代における著作権について声明を公表

欧州研究図書館協会(LIBER)が、欧州の著作権制度改革に関して、声明“LIBER Position Statement: Copyright in the Digital Age”を公表しています。2013年12月17日付けで、アナウンスされています。

ハイレベル原則として、著作権はイノベーションと競争性を促進するものであるべきこと、公的資金研究へのアクセスや利用は著作権により不必要に制限されるべきではないこと、文化遺産の保存やアクセスは著作権の例外として支持されなければならいこと、との内容の3項目を掲げています。

その上で、LIBERの機関における研究が国際的レベルであるために、著作権法のもとで取組まれなければならない課題を列挙しています。

LIBER Releases Copyright Position Statement(LIBER, 2013/12/17付け)
http://www.libereurope.eu/copyrightreform

LIBER Position Statement: Copyright in the Digital Age(LIBER)
http://libereurope.eu/position-statement-copyright-reform

参考:
LIBER、テキストマイニングを阻害しない著作権制度を求めるファクトシートを公開(欧州) Posted 2013年5月9日
http://current.ndl.go.jp/node/23473