Pew Research、ソーシャルメディア・ユーザの“ニュース”の利用についての調査結果を公表

Pew ResearchのJournalism Projectにおいて、ソーシャルメディアにおけるニュースの利用に関する調査についてのレポートが掲載されています。同プロジェクトでは、10月24日付けで“The Role of News on Facebook”と題してFacebook上のニュースの摂取についての記事を掲載しており、これに続き、11月14日付けで“News Use across Social Media Platforms”と題して、Facebookを含む11のソーシャルメディアサイトでのニュース摂取についての記事を掲載しました。調査は、2013年8月21日から9月2日にかけて、18歳以上を対象に行われたもので、サンプル数は5173件です。

11のソーシャルメディアについて、ニュースの摂取のために使用されている割合は、多い順にreddit(62%)、Twitter(52%)、Facebook(47%)、Google Plus(30%)、Tumblr(29%)、YouTube(20%)、Myspace(14%)、LinkedIn(13%)、Instagram(13%)、Vine(9%)、Pinterest(3%)であったとのことです。利用者数を加味すると、ニュースの摂取のために最も使用されているソーシャルメディアは、米国の成人の3分の2が使用しているFacebookとなるようです(全体の30%)。

記事では、それぞれのソーシャルメディアにおけるニュース消費者について、性別、年齢、収入、学歴等の区分での比率、他のニュースプラットフォームの利用等も示されています。

なお、この調査において“ニュース”は、友人や家族にとどまらないイベントや問題についての情報としたとのことです。

News Use across Social Media Platforms(Pew Research, 2013/11/14付け)
http://www.journalism.org/2013/11/14/news-use-across-social-media-platforms/#utm_content=bufferb97fd&utm_source=buffer&utm_medium=twitter&utm_campaign=Buffer

The Role of News on Facebook(Pew Research, 2013/10/24付け)
http://www.journalism.org/2013/10/24/the-role-of-news-on-facebook/