福島県内12の震災伝承施設において東日本大震災及び原子力災害の教訓や被災地の現状等を発信する「伝承カード」の配布が開始

2025年3月1日、福島県内12の震災伝承施設が連携して、東日本大震災及び原子力災害の教訓や被災地の現状等を発信する「伝承カード」第1弾の配布が開始されました。

第1弾では各施設の外観デザイン写真が表面に掲載されており、裏面には表面の写真についての詳しい説明や震災に関する情報等が記載されています。カードは各施設において配布され、全12施設のカードを集めるとコンプリートカードがプレゼントされます。第2弾は3月中旬に発行される予定です。

3.11伝承ふくしまの『伝承カード』が誕生します。(3.11伝承ふくしま, 2025/2/26)
https://www.densho-road-fukushima.com/events/events-1558/

「伝承カード」誕生!(3.11伝承ふくしま)
https://www.densho-road-fukushima.com/densho-card/

参考:
東日本大震災・東京電力福島第一原発事故により変化した町の現状を伝え、後世に語り継ぐことを目的とした「とみおかアーカイブ・ミュージアム」(福島県)が開館 [2021年07月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/44410

E2376 – 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2021/4/20現在)
カレントアウェアネス-E No.411 2021.04.22
https://current.ndl.go.jp/e2376

E2326 – 福島における震災アーカイブズの構築と資料収集の方針
カレントアウェアネス-E No.403 2020.11.26
https://current.ndl.go.jp/e2326