デジタル学術情報の長期保存に取り組む“Digital Preservation Network”の概要(記事紹介)

デジタル学術情報の長期的保存への取組みを開始した“Digital Preservation Network”(DPN)について、その概要を紹介する記事がEDUCAUSE Review(オンライン)に掲載されています。James L. Hilton、Tom Cramer、Sebastien Korner、David Minorの4氏によるものです。

現在始動期間にあるDPNが、既存あるいは間もなく構築される5つのレポジトリ、すなわちAcademic Preservation Trust(APTrust)、 Chronopolis、HathiTrust、スタンフォードデジタルリポジトリ(Stanford Digital Repository; SDR)、テキサス大学デジタルリポジトリ(the University of Texas Digital Repository; UTDR)を“DPNノード”として、これらをつなぐデジタル情報保存の屋台骨を構築していることが解説されています。また今後の運用やその利点などが説明されています。

The Case for Building a Digital Preservation Network(EDUCAUSE Review, 2013/8/5付け)
http://www.educause.edu/ero/article/case-building-digital-preservation-network

Digital Preservation Network
http://www.dpn.org/

参考:
米国議会図書館(LC)が選ぶ2012年の電子情報保存事業の進展トップ10 Posted 2013年1月17日
http://current.ndl.go.jp/node/22726