英・図書館情報専門家協会(CILIP)、米国当局によるデータ削除及び改変について事例提供を呼び掛け

2025年2月18日、英国の図書館情報専門家協会(CILIP)が、米国当局によるデータ削除及び改変について事例提供を呼び掛ける発表をしました。

米国は研究やその他のデータの世界的な情報源であるため、英国を含む世界中の市民に悪影響を及ぼすおそれがあるとしています。CILIPは、英国の会員とより広範な情報専門職のコミュニティーに対して、米国の新政権によって削除、遮蔽又は改変されたコンテンツ、レポート、データセット、エビデンス等が、自身の仕事にどのような影響を与えているか、また、どのような対策を講じているかの事例を共有するよう求めています。

Statement: Removal of access to and modification of data by authorities in the USA(CILIP, 2025/2/18)
https://www.cilip.org.uk/news/693964/Statement-Removal-of-access-to-and-modification-of-data-by-authorities-in-the-USA.htm

参考:
米・ハーバード大学ロースクールのLibrary Innovation Lab、連邦政府の公開データセットを収集・保存する取組を実施 [2025年02月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/239485