大学図書館におけるCMSの使用状況に関する調査(文献紹介)

米国図書館協会(ALA)の図書館情報技術部会(LITA)が刊行している“Information Technology and Libraries”誌に、大学図書館におけるコンテンツマネジメントシステム(CMS)の利用動向に関する記事が掲載されています。大学図書館において使用されているCMSやその満足度、変更の予定などに関する調査がなされています。著者は、Valparaiso UniversityのRuth Sara Connell氏で、調査は2012年10月に行われたものです。

回答機関の中で最も使用されているCMSはDrupal(40件)であり、次いでWordPress(15件)、LibGuide(14件)、Valparaiso University(12件)などが続いています。これら上位4つの内、満足度がもっとも高かったのはLibGuideであり、使用している機関において変更する予定があると回答したところはなかったとのことです。

Content Management Systems: Trends in Academic Libraries
http://ejournals.bc.edu/ojs/index.php/ital/article/view/4632/pdf