岩手県大槌町が、東日本大震災の津波で全壊した町立図書館の新施設整備の検討委員会を設置し、検討を開始したことが、2013年5月15日付けの岩手日報で報じられています。委員会は図書館の専門家やNPO法人代表による9人で構成され、委員長には総合地球環境学研究所の秋道智彌氏が選ばれました。「図書館、博物館、重要記録を保存し未来に継承するアーカイブ」などの機能を併せ持つ「大槌メディアコモンズ(MLA)」(仮称)の設置のための協議を行うとのことです。
【大槌】被災図書館の再建検討開始 町が委員会設置(岩手日報 2013/5/15付け記事)
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2013/m05/h1305151.html
参考:
岩手県大槌町立図書館が仮図書室「城山図書室」をオープン
Posted 2012年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/21008
岩手・大槌町に移動図書館が寄贈される
Posted 2012年2月24日
http://current.ndl.go.jp/node/20244
岩手県大槌町立図書館が集会場で全国から寄贈された図書を使った貸出サービスを再開
Posted 2011年8月22日
http://current.ndl.go.jp/node/18927