国立国会図書館が著作権処理の終了したデジタル化図書2.3万点をインターネット公開―柳田國男や吉川英治など

2013年2月21日、国立国会図書館(NDL)は、これまで館内限定で提供してきたデジタル化した図書資料のうち、著作権処理の終了した2万3千点をインターネット公開しました。「近代デジタルライブラリー」および「国立国会図書館デジタル化資料」で閲覧できます。公開されたもののなかには、1月に著作権保護期間の満了した柳田國男、吉川英治、室生犀星、中谷宇吉郎、正宗白鳥などの著作も含まれています。

また、デジタル化した雑誌約2万6千点を館内限定で提供開始しました(書誌情報や目次情報はインターネット公開しています)。

これにより、NDLの提供するデジタル化資料の総数は約223万点(うちインターネット公開分は約45万点)になりました。

国立国会図書館デジタル化資料
http://dl.ndl.go.jp/

著作権処理の終了した図書2万3千点を新たにインターネット公開しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館 2013/2/21付けニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1199647_1827.html

インターネット公開した図書リスト(CSV形式)
http://kindai.ndl.go.jp/html-resources/shiryo_arekore_csv/kd_20130221.csv

平成25年2月の追加資料の紹介(近代デジタルライブラリー)
http://kindai.ndl.go.jp/ja/shiryo_arekore_14.html

参考:
文化庁が電子書籍の配信実験「文化庁eBooksプロジェクト」を開始
http://current.ndl.go.jp/node/22811

「国立国会図書館デジタル化資料」に歴史的音源約1.3万点を追加、憲政資料約140点および図書約1.8万点をインターネット公開
http://current.ndl.go.jp/node/22372