パブリックドメインの所蔵資料をオンデマンドでデジタル化 米デューク大が新サービスを導入

2013年2月19日、米国のデューク大学図書館が、今学期から同大学の学生や教員、職員向けに、パブリックドメインの図書をオンデマンドでスキャニングして提供する新サービスを開始したと発表しています。

資料は、著作権の関係上1923年より前のもので、同大学の図書館に所蔵されているものに限られています。利用者は、デジタル化してほしい資料を検索して、OPACに“Digitize This Book(Duke Users Only)”の表示が登場すれば、それをクリックするとデジタル化の依頼が完了します。

その後は、Internet Arhiveの同大学図書館コレクションページで公開された資料へのリンクが、2週間以内にメールで利用者に届けられ、利用可能になるとのことです。

同大学図書館は、今学期間中はパイロット的な位置付けで実施し、その成果を踏まえてサービスの拡大を検討するとしているようです。

New Library Service: Digitize This Book (Duke University Libraries 2013/2/19付けの記事)
http://blogs.library.duke.edu/blog/2013/02/19/karma-meet-convenience/