2024年10月11日、九州大学データ駆動イノベーション推進本部研究データ管理支援部門による国際シンポジウム「大学における研究データサービスの導入と展開」が、九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(福岡市)における会場参加とオンラインにより開催されます。
シンポジウムでは、大学における研究データサービスに関する米国や英国の事例が紹介されるほか、日本における今後の課題が議論されるとあります。
主なプログラムは次のとおりです。
●講演1「学術図書館における研究データサービスの変遷: パーデュー大学、ミシガン大学、ニューヨーク州立大学バッファロー校での経験から」
Jacob R. Carlson氏(米・ニューヨーク州立大学バッファロー校図書館 研究・コレクション・アウトリーチ担当アソシエート・ユニバーシティ・ライブラリアン)
●講演2「エディンバラ大学における研究データマネジメントの開発、運用、評価、及びその内容」
Robin Rice氏(英・エディンバラ大学図書館 大学コレクション部門データライブラリアン兼研究データ支援サービス部長)、Simon Smith氏(同大学図書館 大学コレクション部門研究データ支援オフィサー)
●講演3「日本の大学におけるオープンアクセス及び研究データ管理・公開支援の課題」
竹内比呂也氏(千葉大学副学長・附属図書館長)
●講演4「九州大学における研究データサービスの課題」
冨浦洋一氏(九州大学データ駆動イノベーション推進本部研究データ管理支援部門)
●パネルディスカッション
定員は、対面80人、オンライン200人です。参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。
国際シンポジウム「大学における研究データサービスの導入と展開」(九州大学附属図書館, 2024/9/19)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/83967
参考:
九州大学、研究データ管理に関する動画教材「はじめての研究データ管理:研究室の日常から」をYouTube上で公開中 [2024年01月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/209461
九州大学附属図書館、シンポジウム・ワークショップ「大学における研究データサービス」及びセミナー「研究インパクト指標」の発表資料を公開 [2020年01月24日]
https://current.ndl.go.jp/car/40043
E2239 – 大学の研究データサービス/研究インパクト指標<報告>
カレントアウェアネス-E No.387 2020.03.12
https://current.ndl.go.jp/e2239