2024年10月31日、科学技術振興機構（JST）と国際STM出版社協会（International Association of Scientific, Technical and Medical Publishers：STM）の共催により、2024年度第2回J-STAGEセミナー（JST-STMジョイントセミナー）｢Machine Readability in Scholarly Communications/学術コミュニケーションにおける機械可読性｣が、オンラインで開催されます。
セミナーでは、メタデータと永続的識別子の重要性について議論するとともに、大規模言語モデル（LLM）開発に論文全文が活用されている事例を紹介するとあります。
参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。
当日の主な内容は以下のとおりです。英日の同時通訳が用意されています。
・ 「J-STAGE中長期戦略改定について」
中島律子氏（JST）
・ 「What is a PID? Why you should care about PIDs in scholarly publications」
Heather Staines氏（Delta Think）
・ 「識別子とメタデータ充実化がもたらす機械可読性の向上と科学技術政策への影響」
七丈直弘氏（一橋大学院）
・ 「Are identifiers needed when we have AI?」
Geoff Bilder氏（Consultant）
・ 「大規模言語モデルの研究の現状と科学論文の活用に向けた展望」
相澤彰子氏（国立情報学研究所）
・ 質疑応答/パネルディスカッション
モデレーター：Caroline Sutton氏（STM）、中島律子氏（JST）
イベント情報（J-STAGE）
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja
※2024年9月11日付けで「第2回J-STAGEセミナー（JST-STMジョイントセミナー）（10月31日開催）」が掲載されています。
参考：
「我が国のジャーナルの振興に向けたJ–STAGE中長期戦略（改定）」が公開 [2024年06月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/221177
国立情報学研究所（NII）、大規模言語モデルのプレビュー版「LLM-jp-3 172B beta1」を公開 [2024年09月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/225658
