東京大学、アルジャジーラとMOU(基本合意書)を締結:ガザ地区の戦災VR教育コンテンツの共同開発を推進

2024年9月18日、東京大学が、同大学大学院情報学環メディア・コンテンツ総合研究機構とアルジャジーラ・メディア・ネットワーク(カタール)がMOU(Memorandum of understanding、基本合意書)を締結したと発表しました。

パレスチナ・ガザ地区の戦争被害を一人称視点で追体験する仮想現実(VR)コンテンツの共同開発に関するMOUです。

発表によると、紛争報道などにおいて世界的に高い評価を受けているアルジャジーラから映像・画像データの提供を受けるとともに、情報学環の研究者と共同でVRコンテンツのストーリーや構成を検討し、没入感をもって戦災の実像を世界に伝える最先端のVR・メタバースコンテンツを開発していくとしています。

東京大学とアルジャジーラとのMOUを締結~ガザ地区の戦災VR教育コンテンツの共同開発を推進(東京大学, 2024/9/18)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0115_00065.html

参考:
毎日新聞社・東京大学大学院渡邉英徳研究室・京都大学東南アジア地域研究研究所、研究プロジェクト「戦前・戦中の報道写真を用いたストーリーテリング・デジタルアーカイブのデザイン」を開始 [2022年05月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/46161