将来の研究者のニーズは? 欧州図書館(TEL)主催会議の講演資料が公開

2012年12月3日・4日に、スペインのマドリードで、欧州図書館(The European Library:TEL)の主催による会議“The Researcher of Tomorrow”が開催されました。将来の研究者のニーズに対して研究図書館はどのように応えることができるかという課題をテーマとしたものです。講演資料がウェブサイトで公開されており、それによると、オープンアクセス、今後の研究者のニーズ、Horizon 2020(EUの助成プログラム)、HathiTrust、Impact Centre of Competence、Europeana Cloudなどについて話題になったようです。また、会議レポートがResearch Informationに掲載されています。

The Researcher of Tomorrow – December 3rd and 4th – Universidad Complutense de Madrid, Spain(The European Library)
http://www.theeuropeanlibrary.org/confluence/pages/viewpage.action?pageId=12910596

Preparing to serve the researcher of tomorrow(Research Information 2012/12/13付け記事)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=1060

参考:
E1176 – 欧州図書館,2010年度の年次報告を公開
http://current.ndl.go.jp/e1176

欧州の国立図書館で構成される「欧州図書館」(TEL)、研究図書館にも門戸を開く
http://current.ndl.go.jp/node/20510

欧州委員会、大規模デジタル化テキスト処理の改善やノウハウ共有を目的としたIMPACT Centre of Competenceを設立
http://current.ndl.go.jp/node/19402