インドネシア国立図書館、2024年のユネスコ直指『世界の記憶』賞を受賞

2024年8月19日、ユネスコは、インドネシア国立図書館が2024年のユネスコ直指『世界の記憶』賞(UNESCO/Jikji Memory of the World Prize)の受賞者に選ばれたと発表しました。

同賞は記録遺産の保存やアクセス提供に貢献をした個人や団体を表彰するもので、最古の金属活字本出版とされる韓国の『仏祖直指心体要節』が「世界の記憶」に登録されたことを記念して設立されました。

授賞に当たっては、イベント開催や出版活動、子どもや若者に向けた教育活動を通じた、インドネシア写本の保存とアクセス提供に関する同館の活動が評価されたとあります。

The National Library of Indonesia wins the 2024 UNESCO/Jikji Memory of the World Prize(UNESCO, 2024/8/19)
https://www.unesco.org/en/articles/national-library-indonesia-wins-2024-unesco/jikji-memory-world-prize

参考:
ユネスコの2011年の『直指賞』はオーストラリア国立公文書館に決定 [2011年05月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/18300