2024年10月28日と29日、国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館が、令和6年度児童文学連続講座「変わる!子どもの読書環境と児童文学」をオンラインで開催します。
近年、子どもたちは日常的にデジタル端末に触れており、映像作品やゲーム、電子書籍など、紙以外の媒体で物語を楽しむ機会が急速に増えています。一方で、そのような現状を大人はきちんと受けとめられているのかといった課題に着目し、子どもたちの現状と児童文学、読書の関係について考えます。
プログラムは次のとおりです。
・「デジタルメディア環境の変化と子どもの発達」
講師:佐藤賢輔氏(東京大学特任助教)
・「変わる/変わらない子どもの本―人気シリーズ「ゾロリ」「ルルとララ」の再検討―」
講師:藤本恵氏(武蔵野大学教授、国立国会図書館客員調査員)
・「グループディスカッション―子どもの読書は変わるのか?」
モデレーター:藤本恵氏(武蔵野大学教授、国立国会図書館客員調査員)
・「子どもの読書とゲーム」
講師:日向良和氏(都留文科大学教授)
・「童話と映画のあいだ―『魔女の宅急便』―」
講師:米村みゆき氏(専修大学教授)
・「国際子ども図書館の読書・学習支援コンテンツ紹介」
講師:国立国会図書館国際子ども図書館職員
参加には事前申込みが必要で、定員は400名程度(先着順)、オンラインディスカッションのみ定員50名(先着順)です。参加費は無料です。
児童文学連続講座(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/study/chair/index.html
参考:
【イベント】国際子ども図書館「国際アンデルセン賞受賞作家・画家展」関連講演会(10/6・東京都) [2024年08月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/223850