米国連邦通信委員会(FCC)、学校及び図書館を対象とする2億ドルのサイバーセキュリティ・パイロットプログラムを採択

2024年6月6日、米国連邦通信委員会(FCC)が、学校及び図書館を対象とするサイバーセキュリティ・パイロットプログラムを採択したと発表しました。

3年間のプログラムで、ユニバーサルサービス基金(Universal Service Fund)から2億ドルが投じられます。同プログラムにより、FCCは、K-12(幼稚園から高校まで)の学校及び図書館がサイバー攻撃等の増加に対処する上で、どのようなサイバーセキュリティサービスや機器が有効であるかについて、実用的なデータを得ることができるとあります。また、得られた教訓を連邦政府の連携先と共有することが可能となるとしています。

FCC ADOPTS $200 MILLION CYBERSECURITY PILOT PROGRAM FOR SCHOOLS AND LIBRARIES [PDF:2ページ]
https://docs.fcc.gov/public/attachments/DOC-403037A1.pdf

参考:
米国連邦通信委員会(FCC)、コロナ禍における学校・図書館によるインターネット接続機器購入を支援する「緊急接続基金」施行のための最終規則を採択 [2021年05月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/44004