2024年5月17日、米国の調査機関Pew Research Centerが、オンラインコンテンツに関する調査報告書“When Online Content Disappears”を公開しました。
報告書では、ウェブページやウェブページ中のリンク、ソーシャルメディアサイト上の投稿といったオンラインコンテンツがアクセス不能になるまでの期間等について、サンプル調査の結果がまとめられています。
主な調査結果として、以下のようなものが挙げられています。
・ 2013年から2023年までの間に存在していたウェブページの約4分の1は、2023年10月現在アクセスできなくなっている。
・ ニュースサイトのウェブページの23%、また連邦、州等を含む政府サイトのウェブページの21%に少なくとも1件のリンク切れが発生している。
・ Twitter(現X)上のツイートの約5分の1は、投稿から僅か数か月でサイト上で公開されなくなっている。
Chapekis, Athena et al. When Online Content Disappears. Pew Research Center, 2024.
https://www.pewresearch.org/data-labs/2024/05/17/when-online-content-disappears/
https://www.pewresearch.org/wp-content/uploads/sites/20/2024/05/pl_2024.05.17_link-rot_report.pdf
※二つ目のURLは報告書のPDF版[PDF:17ページ]です。
参考:
Pew Research Center、米国人のソーシャルメディアの利用に関する調査結果を発表 [2024年03月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/210883
Pew Research Center、米国の十代の若者のソーシャルメディアの利用に関する調査結果を発表 [2023年12月18日]
https://current.ndl.go.jp/car/202487