【イベント】合同出版記念シンポジウム「災禍の聞き取りを本にする―出版プロジェクトから考える教育と研究の未来」(3/20・神戸)

2024年3月20日、大阪大学出版会及び関西学院大学出版会の主催により、合同出版記念シンポジウム「災禍の聞き取りを本にする―出版プロジェクトから考える教育と研究の未来」が、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)(神戸市)において開催されます。

関西学院大学の金菱清ゼミが阪神・淡路大震災について、また大阪大学の日本学専修がコロナ禍について、それぞれ学生が中心となり市井の人に聞き取りを行った成果が2023年に書籍として出版されたことを記念して開催されるものです。

シンポジウムでは、プロジェクトに当たった研究者と学生が登壇し、「災禍の声を聞く」ことの意味と、学生が聞き取りを実践し「本を出版する」ことの意義を話し合うとしています。
学生からの報告、教員と学生の対話、座談会等が行われます。

参加費は無料で、定員は80人(要事前申込み)です。

合同出版記念シンポジウム 「災禍の聞き取りを本にする―出版プロジェクトから考える教育と研究の未来」(大阪大学)
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/event/2024/03/10718

参考:
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、東日本大震災に関するオーラルヒストリーをスマホアプリを活用しウェブラジオ番組として配信:番組はデジタルアーカイブ化し同研究科の授業でも活用 [2021年05月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/43941

ニュージーランド地震での女性の体験談を集めたオーラルヒストリーアーカイブ、“QuakeStudies”で公開 [2012年12月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/22486

ひょうご震災記念21世紀研究機構、「阪神・淡路大震災オーラルヒストリー」の一部を公開[2012年02月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/20110

CA1890 – 動向レビュー:英米のオーラルヒストリー・アーカイブから何を学ぶか / 梅崎 修 カレントアウェアネス No.330 2016年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1890