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カレントアウェアネス
No.330 2016年12月20日
CA1890
動向レビュー
英米のオーラルヒストリー・アーカイブから何を学ぶか
法政大学キャリアデザイン学部:梅崎 修(うめざき おさむ)
1. なぜ、オーラルヒストリー・アーカイブなのか?
オーラルヒストリーという研究手法は、ここ20年、多くの学問分野の中に取り入れられてきた。オーラルヒストリーとは、人生経験の記憶をインタビューによって収集したオーラル(口述)の記録、もしくは、そのような記録を使った研究を意味する。
徐々に注目されてきたオーラルヒストリーが、社会的な存在感を増したのは、第一に、政治学者の御厨貴氏が2000年に開始した「C.O.E. オーラル・政策研究プロジェクト」(1)や、さらに、氏による一般読者を対象とした『オーラル・ヒストリー‐現代史のための口述記録』(2)の刊行である。そして第二に、主に社会学者・歴史学者が中心になって行われた日本オーラルヒストリー学会の設立(2003年)であろう。このようなオーラルヒストリーに対する関心の高まりは、その後、現在に至るまで継続し、経営史、美術史、演劇史、技術史などの分野でオーラルヒストリーの調査が行われるようになった。
もともとオーラルヒストリーは、民俗学などの学問分野では「聞き書き」と呼ばれ、主たる研究手法とされてきたが、他の学問分野では、試みられたとしても補足的な手法であった。
ところが、文書史料には、文書記録を残す権力や財力、さらに、そもそも文字を書く能力を持たない人々の経験は残されないという偏りが指摘されるようになった。また、書き言葉とは異なる、語り(narrative)の表現方法の独自性が注目されるようになった。
ただし、このような語りの史料の重要性が指摘されつつも、それらの欠点(と思われている)が強調されてきたと言える。その欠点とは、記憶に基づく語りは、文書史料と比べると不正確であるというものである。さらに記憶は、<過去の事実>そのものではなく、<現在>という立場によって都合の良いように書き換えられているという指摘である。
これらの欠点は、必ずしも語られたものだけでなく、書かれたものにも当てはまるが、オーラルヒストリー独自の欠点として強調されすぎてきた(3)。そして、このような批判がオーラルヒストリーの実施に二の足を踏ませていたと言えよう。筆者は、オーラルヒストリーが文書史料と違う点は、その内容ではなく、史料の保存と公開のための基盤整備の差であると指摘したことがある。つまり、現在、多くのオーラルヒストリーは、インタビューを行った者だけがその元史料を保管しているため、歴史研究に不可欠の史料批判ができない。この点が日本におけるオーラルヒストリー研究の問題である。それゆえ、日本においてオーラルヒストリー・アーカイブの設立が急がれるべきである。オーラルヒストリーを行う人が増えても、日本では、オーラルヒストリー・アーカイブに関しては遅れているのが現状である。
2.英米のオーラルヒストリー・アーカイブの訪問調査
2011年に開始された「戦後労働史におけるオーラルヒストリー・アーカイブ化の基礎的研究」(4)では、第一にオーラルヒストリー・アーカイブの現状を国際的に調査し、第二に日本におけるオーラルヒストリー・アーカイブの構築を目指した。前者は、英米のオーラルヒストリー・アーカイブの現地調査を行い、報告記事としてとりまとめた(5)。個々の調査内容に関しては、これら文献に直接あたって頂きたい。本稿では英米の調査全体で分かったことを整理したい。
はじめに、調査を行った機関の一覧を表に示す。もちろん、筆者らの調査は、英米におけるオーラルヒストリー・アーカイブの一部を調査しただけである。時間をかけて詳細に調査できた機関もあれば、短期の滞在で複数か所を訪問したため、見学だけの調査先もある。オーラルヒストリー・アーカイブの先進国である英米では、各地の公共図書館や大学がオーラルヒストリーを集めて公開していることは珍しいことではなく、全てを訪ねることはできないが、その一部でも本稿で紹介することを通じて、日本であまり知られていない英米におけるオーラルヒストリー・アーカイブの取り組みについて情報を提供したい。
表 訪問調査対象一覧
訪問・調査先 | 場所 | 調査時点 | |
① | The Regional Oral History Office(ROHO)(UCB, The Bancroft Library内) | 米国・カリフォルニア | 2011年 |
② | Center for Oral History Rsearch(COHR)(UCLA, The Charles E. Young Rsearch Library内) | 米国・カリフォルニア | 2011年 |
③ | The New York Public Library for the Performing Arts | 米国・ニューヨーク | 2012年 |
④ | The Ellis Island Immigrantion Museum(見学のみ) | 米国・ニューヨーク | 2012年 |
⑤ | Robert F. Wagner Labor Archives(NYU, Tarmiment Library内) | 米国・ニューヨーク | 2012年 |
⑥ | Columbia Center of Oral History(CCOH)(Columbia University) | 米国・ニューヨーク | 2012年 |
⑦ | The Center for Digital Humanities and Social Sciences at Michigan State University(MATRIX) | 米国・ミシガン | 2013年 |
⑧ | Walter P. Reuther Library, Archives of Labor and Urban Affairs, Wayne State University | 米国・ミシガン | 2013年 |
⑨ | Foundling Museum | 英国・ロンドン | 2014年 |
⑩ | Bishoosgate Library | 英国・ロンドン | 2013年 |
⑪ | Museum of London | 英国・ロンドン | 2013年 |
⑫ | British Library | 英国・ロンドン | 2014年 |
⑬ | Brighton Museum & Art Gallery(見学のみ) | 英国・ブライトン | 2014年 |
⑭ | TUC Library(London Metropolitan University内) | 英国・ロンドン | 2015年 |
⑮ | Centre for the Study of the Production of the Built Environment(ProBE)(Westminster Business School(WBS)内) | 英国・ロンドン | 2015年 |
米国に関しては、ROHO(①)、COHR(②)、CCOH(⑥)が大学に設置された大規模なオーラルヒストリー・センターである。設立が最も古いのはコロンビア大学のCCOH(⑥)であり、続いてカリフォルニア大学バークレー校(UCB)のROHO(①)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のCOHR(②)が続いた。日本の現状と比較すると、これらのセンターは、スタッフ体制、広い史料保存空間、ホームページでの情報発信、教育体制などがとても充実している。また英国では、英国図書館(BL)(⑫)が保存しているThe British Library Sound Archive’s oral history collectionsが圧倒的な量のオーラルヒストリー・コレクションである。
なお、筆者の研究分野が労働史であるため、労働史史料のアーカイブ機関(⑤⑧⑭⑮)を積極的に訪問した。特に米国のニューヨーク大学のTarmiment Library内のRobert F. Wagner Labor Archives(⑤)やウェイン州立大学のWalter P. Reuther Library(⑧)、英国のLondon Metropolitan Universityの図書館内に併設されているTUC Library(⑭)は、労働専門の図書館もしくは史料室としてそれらコレクションが有名である。
また、今回の調査では図書館以外の博物館などの取り組みにも注目した。図書館に比べると、博物館の方が「史料展示」に力を入れている。音声や映像を一般向けにどのように展示しているかについて見学し、その工夫について質問した。他の組織と異なるのが、デジタルデータの利用方法の開発と支援を目的としたセンターであるミシガン州立大学のMATRIX(⑦)である。
3.調査から見えてきたこと
3.1. 研究・教育・史料保存整理等の連携
今回調査した多くの図書館・博物館は、史料を保存・整理するだけでなく、オーラルヒストリーの調査を実施していた。図書館・博物館という組織の中に調査を担うスタッフが所属している事例もあれば、組織的にはオーラルヒストリー・センターと図書館は別であるが、そのオーラルヒストリー・センターが図書館施設の中に設置されている事例も多かった。オーラルヒストリーを実施する研究者と作成された史料を保存整理する司書・アーキビストが緊密に連携していると言えよう。
そもそもオーラルヒストリーを実施する過程で、文書史料が発見され、図書館に寄贈されることもある。また、過去の音声資料・映像資料が発見されることもあるが、その場合は、利用しやすさを考えて、古い媒体に録音されている音声史料・映像史料を別の媒体に移行させる作業がある。その作業のために複数の古い録音機材がセンターに保管されている。これらは、既に販売されていないものばかりである。
なお、ほぼすべての事例でオーラルヒストリー実施のための資金獲得には苦労していた(日本と比べると大規模な資金を獲得しているが)。大学内の一部門としてオーラルヒストリー・センターが設置されていれば大学側からの一定程度の資金協力があるが、大学側からの資金には限界がある。人件費も大学だけに依存することはできない。そこで、多くの研究者やアーキビストは、外部研究助成金を獲得していた。オーラルヒストリー・センターが設置されている大学は、学内外の研究者ネットワークを使って国際的に外部研究助成金の獲得を行っていた。
例えば、CCOH(⑥)は、研究費だけでなく教育のための助成金を獲得し、期間限定になるが、1年の大学院修士課程を設置している。①②⑤⑥⑦⑧⑮は大学・大学院教育の一環としてオーラルヒストリーの実習授業を担当していた。結果的に、それら実習の記録も図書館に保存されることになる。このようにオーラルヒストリー・アーカイブが学内の教育を担うことで、学内での評価も高まっていると考えられる。
またMATRIX(⑦)は、独自のデジタル技術を生かし、全世界から助成金を獲得し、学外の図書館・博物館と連携しながら史料デジタル化のプロジェクトを運営していた。さらに英国でも、BL(⑫)、TUC Library(⑭)、ProBE(⑮)なども、研究者やアーキビストのネットワークを構築していた。
一方、研究機関に所属しているわけではない、フリーランス・オーラルヒストリアンの協力を得ながらオーラルヒストリー調査の資金を獲得していた事例もあった。英国では、筆者は、フリーランス・オーラルヒストリアンたちによるContinuing Professional Development Freelancer’s Workshopに参加したが、⑨⑩⑪のボランティアスタッフが参加していた。ここでは、資金の獲得方法、ボランティアの集め方、地域団体との連携方法、史料の公開方法、さらにインタビューの技法が共有されていた。このようなボランティアスタッフが組織化されている点が、英米のオーラルヒストリー・アーカイブの強みであると言えよう。
このようなフリーランス・オーラルヒストリアンたちは、短期のセミナーでオーラルヒストリーについて学んでいる。米国では、ROHO(①)やCCOH(⑥)は、研究者以外の人も参加できるサマーセミナーを開催しているし、COHR(②)は、地域住民が自主的に自らの地域活動の一環として実施したコミュニティ・オーラルヒストリー・プロジェクトの指導を行っていた。英国では、「英国オーラルヒストリー学会(Oral History Society)」が中心になってBL(⑫)などにおいて定期的なセミナー(Introduction to Oral History,全1日)を開催している。このような地道な教育活動によってオーラルヒストリーのすそ野が広がり、オーラルヒストリーが共有資源であるという社会認識も広がっていると言えよう。
以上要するに、英米のオーラルヒストリー・アーカイブは、研究、社会、教育、および資料保存・整理活動において個人・組織が強く連携している。このような連携を見ずに、史料の歴史的価値の視点からオーラルヒストリーの保存・整理の必要性を訴えても、多くの人の同意が得られるとは思えない。
3.2. 展示、ネット公開、ワークショップ
オーラルヒストリーは、テープ起こし、音声、映像の形で保存されるが、これらを利用者が読み、聞き、見るのは大変な労力がかかる。研究者は、学術論文作成のためにこのハードルを越えるが、一般の人が「歴史」に触れたい場合、史料の利便性が大きなハードルになる。
オーラルヒストリーは、歴史を研究する者だけではなく、歴史を学び、歴史を感じたい者にも開かれるべきであろう。それゆえ、英米の図書館や博物館は、史料の展示に力を入れて、「過去を想起する場」を設計していた。特に博物館はその空間設計に工夫を凝らしていた。例えば、The Ellis Island Immigration Museum(④)は、移民たちの写真や彼ら彼女らが持っていたカバンなどが展示されており、それらを見ながら過去の語りを聴くことができる。Foundling Museum(⑨)も、孤児院・病院にいた人々の持ち物を展示し、その近くで語りを同時に聞けるようにしてあった。Museum of London(⑪)は音声だけでなく、映像(と手話)を流しながらロンドンのかつての街並みのジオラマ等の展示物を見られる。Brighton Museum & Art Gallery(⑬)では、展示の近くにListening Postという電話を設けており、受話器に耳をあてると語りを聴けるという面白い工夫がある。
先述したように、英米のオーラルヒストリー・アーカイブや学会は、図書館や博物館がその拠点となって社会活動としてのオーラルヒストリーを支えていた。すなわち、オーラルヒストリーとは、単に過去を記録する作業ではなく、過去を記録しつつ、過去を想起し、次世代につないでいくという活動として社会的に位置付けられていると言えないか。
社会における歴史的想像力を育む活動は、展示だけにとどまらず、オーラルヒストリーを使ったワークショップからも感じ取ることができる。米国では、大学がコミュニティ・オーラルヒストリーを支援していたし、また英国のBishoosgate Library(⑩)では、Sounds from the Park: An Oral History of Speakers’ Cornerというコミュニティ・オーラルヒストリーを実施し、そのオーラルヒストリーを使ってワークショップを行っていた。筆者も参加したそのワークショップでは、Speakers’ Cornerの演劇的再現や高校生たちによる語りを使った音声作品の作成などが行われていた。
大学図書館は、博物館に比べると研究中心の史料保存と整理を行っている。しかし、インターネット上での情報発信やオーラルヒストリー・コレクションのリーフレット作成等については積極的に取り組んでいた。先述したMATRIX(⑦)は、デジタル技術を駆使した活動を行っているし、ROHO(①)にもIT担当の専門スタッフがおり、オーラルヒストリーのデジタル化公開に積極的に取り組んでいた。オーラルヒストリー・アーカイブには、音声・映像のデジタル化に関する専門家がいることが理想的であると言えよう。
4.日本発のオーラルヒストリー・アーカイブに向けて
英米の調査をしながら筆者らは、日本でのオーラルヒストリー・アーカイブの構築について考えた。そして、2015年12月、労働史オーラルヒストリープロジェクトというウェブサイトを大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)と共同で立ち上げた(6)。
むろん、英米のアーカイブとは資金や規模の面で大きな違いはある。しかし、資金がなければ小さなアーカイブを作ればよいだけではないかと考えたのである。それは、オーラルヒストリー・アーカイブを設立できるかどうかは、オーラルヒストリーに関心を持つ者たちが連携できるかどうかの方が重要であると本調査の実施によりわかったからである。英米のオーラルヒストリー・アーカイブはそのような連携に成功し、オーラルヒストリーを支える広大なすそ野を作っていた。
オーラルヒストリーの研究者と図書館・博物館の司書・学芸員、アーキビストの連携は想像しやすい。しかし、それだけではなく、例えば、地域の図書館であれば、地域でまちづくりに参加している活動家等も巻き込んだ、オーラルヒストリーのネットワークが重要であろう。日本には、それぞれの場に地域のオーラルヒストリー・アーカイブを担うにたる人材がいると思う(7)。後はつながるだけだとも言える。そのつながるためのハブ機能を大学や図書館や博物館が担っていく。このような未来計画を共有することが、我々には求められているのではないか。
(1)“C.O.E.オーラルヒストリープロジェクト”. 政策研究大学院大学.
http://www3.grips.ac.jp/~oral/, (参照2016-10-18).
(2)御厨貴. オーラル・ヒストリー : 現代史のための口述記録. 中央公論社, 2002, 207p, (中公新書).
(3)梅崎修. オーラルヒストリーによって何を分析するのか-労働史における<オーラリティー>の可能性. 社会政策. 2012, 4(1), p. 30-42.
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009517678, (参照2016-10-18).
(4)“戦後労働史におけるオーラルヒストリー・アーカイブ化の基礎的研究(基盤研究(B) 2011‐2015 代表 梅崎修)”. KAKEN.
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23330115/, (参照 2016-10-18).
(5)米国調査については、以下の文献を参照。
梅﨑修, 田口和雄. Regional Oral History Office(ROHO)のオーラルヒストリー・アーカイブについて. 生涯学習とキャリアデザイン. 2012, (9), p. 75-85.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/7039, (参照 2016-10-18).
田口和雄, 梅崎修. アメリカにおけるオーラルヒストリー・アーカイブ化の現状について-UCLA Center for Oral History Rsearch(COHR)のインタビュー調査をもとに. 高千穂論叢. 2012, 47(1), p. 99-119.
梅﨑修, 田口和雄. コロンビア大学・CCOH(Columbia Center of Oral History)におけるオーラルヒストリー調査とアーカイブについて. 法政大学キャリアデザイン学部紀要. 2013, (10), p. 319-338.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/8015, (参照 2016-10-18).
田口和雄, 梅崎修. NYU Tamiment Library & Robert F. Wagner Labor Archives におけるオーラルヒストリーのデジタル・アーカイブ化について. 高千穂論叢. 2013, 47(4), p. 97-118.
田口和雄, 梅崎修. The New York Public Library for the Performing Arts and the Ellis Island Immigration Museumにおけるオーラルヒストリー・プロジェクトについて. 高千穂論叢. 2013, 48(1・2). p. 311-323, (高千穂学園創立110周年記念論文集Ⅰ).
梅崎修, 田口和雄. MATRIX(The Center for Digital Humanities and Social Sciences at Michigan State University)におけるオーラルヒストリー・デジタル・アーカイブの試み. 法政大学キャリアデザイン学部紀要. 2014, (11), p. 279-296.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/8937, (参照 2016-10-18).
田口和雄,梅崎修. WSU Walter P. Reuther Library and Urban Affairsにおけるオーラルヒストリー・プロジェクトとアーカイブの現状について. 高千穂論叢. 2014, 48(3・4), p. 139-162, (高千穂学園創立110周年記念論文集Ⅱ).
英国調査については、以下の文献を参照。
梅崎修. 英国のオーラルヒストリー(1)‐フリーランスのオーラルヒストリアンたちとの出会い. 生涯学習とキャリアデザイン. 2014, (12), p. 121-130.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/9552, (参照 2016-10-18).
梅崎修. 英国におけるオーラルヒストリー(2)‐収集・整理・公開の方法.生涯学習とキャリアデザイン. 2015, 12(2) , p. 121-130.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/10023, (参照 2016-10-18).
梅崎修. 英国におけるオーラルヒストリー(3)‐Britain at Work:Voices from the Workplace 1945-1995 の活動. 生涯学習とキャリアデザイン. 2015, 13(1), p. 135-143.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/11593, (参照 2016-10-18).
梅崎修. 英国におけるオーラルヒストリー(4)‐Centre for the Study of the Production of the Built Environment の活動. 生涯学習とキャリアデザイン. 2016, 13(2), p. 103-109.
http://repo.lib.hosei.ac.jp/handle/10114/12153, (参照 2016-10-18).
(6)“労働史オーラルヒストリーアーカイブプロジェクト”. 大阪産業労働資料館.
http://shaunkyo.jp/oralhistory/, (参照 2016-10-18).
以下の文献も参照のこと。
梅崎修. 労働史オーラルヒストリー・アーカイブの試み-映像化の取り組みと資料の利用可能性を中心に-. 社会政策. 2016, 7(3), p. 102-112.
(7)日本の公立図書館でも、既にいくつかの取り組みがある。
①今治市立図書館(愛媛県)
“タオルびと”. 今治市立図書館.
http://www.library.imabari.ehime.jp/towelbito/towelbitohtml, (参照 2016-10-18).
②加賀市立図書館(石川県)
“加賀市オーラルヒストリー勉強会”. 加賀市立図書館.
http://www.kagalib.jp/oralhistory/index.html, (参照 2016-10-18).
③久留米市立図書館(東京都)
“語ろう!東久留米 50年前の東久留米の学校と子どもたちの生活”. 東久留米市立図書館.
https://www.lib.city.higashikurume.lg.jp/files/attach/files344_1.pdf, (参照 2016-10-18).
“第2回 語ろう!東久留米 東久留米と戦争”. 東久留米市立図書館.
https://www.lib.city.higashikurume.lg.jp/files/attach/files508_1.pdf, (参照 2016-10-18).
[受理:2016-11-01]
梅崎 修. 英米のオーラルヒストリー・アーカイブから何を学ぶか. カレントアウェアネス. 2016, (330), CA1890, p. 21-24.
http://current.ndl.go.jp/ca1890
DOI:
http://doi.org/10.11501/10228076
Umezaki Osamu.
What can We Learn from Oral History Archives in the US and the UK?.