Springer Nature社、同社のジャーナルと単行書にオープンコードポリシーを導入

2024年2月29日、Springer Nature社が、同社のジャーナルと単行書にオープンコードポリシーを導入すると発表しました。

これは、2023年に同社が発表したデータポリシーを補完するものです。著者によって研究で用いられたソースコードがオープンアクセスにされていないために、その研究成果が再現・複製可能か後から検証するのが困難であるという課題に対応するべく、導入されました。

発表によると、全てのジャーナル記事にコードの入手可能性に関するセクション“Code Availability”が設けられ、著者は永続的識別子を付与したコードを共有するよう推奨されます。単行書についても、著者は自身のコードを公開リポジトリ上で共有するよう推奨されるとあります。

Springer Nature announces unified open code policy to better support open research practices(Springer Nature, 2024/2/29)
https://group.springernature.com/gp/group/media/press-releases/unified-code-sharing-policy-promoting-open-science/26789930

【プレスリリース】シュプリンガーネイチャー、オープンリサーチの実践に対するサポートを強化する統一したオープンコードポリシーを発表(Springer Nature, 2024/2/29)
https://www.springernature.com/jp/20240304-pr-unified-open-code-policy-jp/26807534

参考:
英国下院の科学・革新・技術特別委員会、科学研究の再現性に関する報告書を公開 [2023年05月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/182461

Springer Nature社、全てのジャーナルと単行書のデータポリシーを統一 [2023年03月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/175602

西岡千文. 再現性・複製可能性と研究図書館. カレントアウェアネス. 2022, (353), CA2025, p. 9-11
https://current.ndl.go.jp/ca2025