2024年2月1日付けで、OCLC ResearchのブログHanging Togetherに、記事“Supporting open research at the University of Manchester Libraries”が掲載されました。
記事は、英国最大規模の大学であるマンチェスター大学におけるオープンリサーチの推進に関するものです。
同学は、オープンで再現可能な研究の推進を目的としてオープンリサーチオフィス(Office for Open Research:OOR)を2022年4月に立ち上げました。OORは大学図書館内に設置されており、研修、アドボカシー、ガイダンス等を提供することで、研究者が出版物や研究データ等をオープンにすることを支援しています。
記事では、OORの責任者であるScott Taylor氏がOCLC Research Library Partnershipの関連機関に対してウェビナーで行ったプレゼンテーションの概要が報告されています。その中では、オープンリサーチは図書館の目標でもあり、マンチェスター大学図書館が独自の戦略“Imagine 2030”を策定したこと、また図書館がオープンリサーチ戦略、研修、調整のハブとして位置付けられていること等が紹介されています。
Supporting open research at the University of Manchester Libraries(Hanging Together, 2024/2/1)
https://hangingtogether.org/supporting-open-research-at-the-university-of-manchester-libraries/?utm_source=feedly&utm_medium=rss&utm_campaign=supporting-open-research-at-the-university-of-manchester-libraries
Office for Open Research
https://www.openresearch.manchester.ac.uk/
関連:
Works in Progress Webinar: Supporting campus goals through a library-led Office for Open Research at the University of Manchester(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/events/2024/supporting-campus-goals-library-led-open-research.html
※ウェビナーのプレゼンテーション動画です。
参考:
英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、オープンリサーチのためのプラットフォーム“Cambridge Open Engage”の提供を開始 [2020年04月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/40716
英・マンチェスター大学、14世紀イタリアの詩人ペトラルカに関するデジタルコレクションを公開 [2019年12月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/39727