SPARC Europe、2023年の年次報告書を公開

2024年1月31日、SPARC Europeが、2023年の年次報告書を公開したと発表しました。

発表の中では、2023年の特筆すべき取組として以下などが挙げられています。

・ オープンサイエンスに関する政策立案者のグループCouncil for National Open Science Coordination(CoNOSC)への支援を継続的に実施。
・ 権利保持に関する研究プロジェクトProject Retainの成果として報告書“Opening Knowledge: Retaining Rights and Licensing in Europe 2023”を公開。
・ DIAMASプロジェクト、単行書のオープンアクセス(OA)化を促進するプロジェクトPALOMERA等を通じてダイヤモンドOAを推進。
・ 非営利のOA・オープンサイエンスサービスの資金調達支援のためのネットワークSCOSSと協働して、オープンインフラストラクチャーを支援。

SPARC Europe publishes Annual Report. Highlights of 2023(SPARC Europe, 2024/1/31)
https://sparceurope.org/news_annualreporthighlights2023/

参考:
SPARC Europe、欧州における権利保持とオープンライセンスに関する報告書を公開 [2023年07月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/184987

欧州研究領域における単行書のオープンアクセス化を促進するプロジェクト“PALOMERA”が開始 [2023年01月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/171490

欧州におけるダイヤモンドオープンアクセスを推進するためのプロジェクトDIAMASが開始 [2022年09月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/46886