複数のクラウドサービスによってデジタルコンテンツを保存する“DuraCloud”が料金プランを発表

米国の非営利団体DuraSpaceが、デジタルコンテンツの保存・管理などを行うクラウドサービス“DuraCloud”の料金プランを発表しました。DuraCloudは、Amazon Web Services、Windows Azure、Rackspaceなど複数のクラウドサービスを使ってデータの保存を行う点が特徴です。発表されたプランには、“DuraCloud Preservation Basic”、“DuraCloud Preservation Plus”、“DuraCloud Enterprise”(Standard / Premium)があり、年間料金はそれぞれ1,500ドル、3,000ドル、5,900 / 7,200ドルとなっています(最初の1TBまで。追加料金を支払うことで容量は増やすことが可能)。プランによって異なる点としては、保存するコピーの数や使用するデータセンターの数、利用可能なユーザ数などがあります。

DuraCloud Subscription Plans
http://duracloud.org/pricing

New DuraCloud Digital Archiving and Preservation Services(DuraCloud プレスリリース)
http://duraspace.org/new-duracloud-digital-archiving-and-preservation-services

参考:
E956 – クラウド技術を用いた永続アクセスに関する実験が開始(米)
http://current.ndl.go.jp/e956

DuraSpace、研究データ保存のためのソフトウェア開発プロジェクト“DuraCloud for Research”のWikiサイトを開設
http://current.ndl.go.jp/node/20479

複数のクラウドサービスを利用して安全にデジタルコンテンツを保存する“DuraCloud”がリリース
http://current.ndl.go.jp/node/19441