文部科学省が「アカデミッククラウドに関する検討会」を開始

文部科学省が2012年4月から「アカデミッククラウドに関する検討会」を開始すると発表しました。「アカデミッククラウド」とは、全国の大学等の研究者が多種多様なデータや情報等をオンラインで手軽に利用して、「データ科学」の手法を用いて科学的・社会的に意義のある研究成果を得ることができるような環境のこととされています。調査事項として以下の4点が挙げられています。

(1)データベース等の連携について
(2)システム環境の構築について
(3)データ科学の高度化に資する研究開発について
(4)その他アカデミッククラウドに関すること

第1回の研究会が4月27日に開催されます。

アカデミッククラウドに関する検討会について(文部科学省 2012/4/20付け情報)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shinkou/027/gaiyou/1320068.htm

アカデミッククラウドに関する検討会(第1回)の開催について(文部科学省 2012/4/20付け情報)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shinkou/027/kaisai/1320065.htm

参考:
E1149 – 「知識インフラ」の構築に向けて国立国会図書館が果たす役割
http://current.ndl.go.jp/e1149

総務省、「知のデジタルアーカイブ―社会の知識インフラの拡充に向けて―提言」及びデジタルアーカイブの構築・連携のためのガイドラインを公表
http://current.ndl.go.jp/node/20515

国立国会図書館、「第三期科学技術情報整備基本計画」を策定
http://current.ndl.go.jp/node/18317

第4期科学技術基本計画が閣議決定される
http://current.ndl.go.jp/node/18925