Googleによる大学図書館所蔵資料デジタル化のスピードに陰り?(記事紹介)

2012年3月9日付けのChronicle of Higher Educationに、“Google Begins to Scale Back Its Scanning of Books From University Libraries”と題した記事が掲載されています。記事では、Googleのデジタル化プロジェクトのパートナー図書館であるミシガン大学やウィスコンシン大学の関係者が、インタビューに対し、以前のピーク時に比べスキャニングのペースが鈍化していると答えているようです。また、その理由についてミシガン大学の関係者は、デジタル化プロジェクトが成熟しているから等とも答えているようです。Googleのスポークスマンは、Chronicle of Higher Educationに対し、「これまで2,000万冊以上の図書のデジタル化を行い、今後もパートナー図書館とともに図書のスキャニングを継続していく」と回答しているようです。

Google Begins to Scale Back Its Scanning of Books From University Libraries (Chronicle of Higher Education 2012/3/9付けの記事)
http://chronicle.com/article/Google-Begins-to-Scale-Back/131109/