米国図書館協会(ALA)が2011年の図書館業界の10大ニュースを振り返る“Top 10 Library Stories of 2011”という約3分間の動画を公開しています。動画で取り上げられている話題は、HarperCollins社が電子書籍の貸出回数に上限を設けた問題、オキュパイ運動の中の図書館、東日本大震災等の自然災害、YOUmediaやハッカースペース等の新しい試みで変化する図書館のイメージ、HathiTrustやGoogle Books等のデジタル化に関する訴訟、人員削減に対するアドヴォカシー活動、学校図書館員の苦難、公共図書館の民営化、オンライン海賊行為防止法(SOPA)、全米デジタル公共図書館(DPLA)です。
Top 10 Library Stories of 2011 (YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=ORJ_wQn6mjE
Top 10 Library Stories of 2011 (American Libraries Magazine 2012/1/13付け記事)
http://americanlibrariesmagazine.org/top10stories2011
参考:
米国の複数の図書館コンソーシアム、HarperCollins社の電子書籍の購入を見合わせ
http://current.ndl.go.jp/node/17729
E1243 – 格差社会に抗議するオキュパイ運動の中の「図書館」
http://current.ndl.go.jp/e1243
「ハッカースペース」を提供する公共図書館(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/19714
シカゴ公共図書館のティーン向けラーニングラボ“YOUMedia”
http://current.ndl.go.jp/node/19622
E1217 – 米著作者団体等が共同デジタルリポジトリHathiTrust等を提訴
http://current.ndl.go.jp/e1217
E1213 – 米国図書館協会による,図書館民営化の論点等をまとめた資料
http://current.ndl.go.jp/e1213
米Library Copyright Alliance、オンライン海賊行為防止法(Stop Online Piracy Act)法案に対する懸念を表明
http://current.ndl.go.jp/node/19522
E1235 – 「米国デジタル公共図書館」(DPLA),初の総会を開催
http://current.ndl.go.jp/e1235