2011年10月12日付けで、米国オハイオ州の大学図書館等89館から成るコンソーシアム“OhioLINK”と、19の公共図書館システムで構成される“SearchOhio”が、蔵書の相互貸借に関して協力を開始したと発表されています。これによって、OhioLINK参加館の利用者は950万点の一般書・DVD・CD等が利用できるようになり、SearchOhio参加館の利用者は5,000万点の学術資料を利用できるようになるとのことです。オハイオ州には北東部の10郡にまたがる“CLEVNET”というコンソーシアムもあるそうですが、この協力体制にはまだ参加していないとされています。
OhioLINK, SearchOhio Expand Borrowing Privileges (OhioLINK 2011/10/12付けニュース)
http://olc7.ohiolink.edu/whatsnew/archives/000416.html
Academic and public library networks join forces in Ohio (Library Journal 2011/12/9付け記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/893007-264/academic_and_public_library_networks.html.csp
参考:
米OCLC、オハイオ州の大学図書館等の貸出データの分析レポートとそのデータを公開 蔵書の6%で貸出の80%を占める結果に
http://current.ndl.go.jp/node/19144