科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「日本の大学で実施されている研究プロジェクトの分類とその成果物の傾向分析 : 研究のモチベーションに着目したアプローチ」を公表

2023年8月30日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、DISCUSSION PAPER(No.225)として、報告書「日本の大学で実施されている研究プロジェクトの分類とその成果物の傾向分析:研究のモチベーションに着目したアプローチ」を公開したことを発表しました。

NISTEPが大学の教員を対象に調査した研究室パネル調査の回答を基に日本の大学の研究プロジェクトのモチベーションを分析した結果、大きく5グループ13タイプに分類され、タイプによって成果物やプロジェクトの属性の傾向が大きく異なることが明らかとなったとしています。グループの特徴として、自らの知的好奇心に応えることを目的として挑戦的に基礎原理の追求を行うものや、外部からの要請に応えることを目的として着実に現実問題の解決を行うものがあった などと述べられています。

日本の大学で実施されている研究プロジェクトの分類とその成果物の傾向分析:研究のモチベーションに着目したアプローチ[DISCUSSION PAPER No.225]を公開しました(8/30)(NISTEP, 2023/8/30)
https://www.nistep.go.jp/archives/55629

参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書 「我が国の大学の研究活動における研究マネジメントの状況に関する分析」を公表 [2022年06月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/46402