2022年10月13日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、[DISCUSSION PAPER No. 215]として、報告書「日米独における科学技術指標の変遷」を公開したと発表しました。
発表によると、NISTEP、米国科学財団(NSF)、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の科学技術指標や関連した報告書で使用されている指標の傾向を調査したとあります。要旨の中では、研究開発人材では3か国とも博士号取得者の状況に注目しており、論文については、日本・米国はドイツと比べると指標数が多いこと等が指摘されています。
その他、報告書の中では、各国の指標について約10年間の変遷の一覧表や、章別の延べ指標数、平均継続年数といったデータが示されています。
「日米独における科学技術指標の変遷」[DISCUSSION PAPER No. 215]の結果公表について(NISTEP, 2022/10/20)
https://www.nistep.go.jp/archives/53020
日米独における科学技術指標の変遷
https://doi.org/10.15108/dp215
参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2022」と「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2021)」を公開
Posted 2022年8月15日
https://current.ndl.go.jp/node/46652
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書 「我が国の大学の研究活動における研究マネジメントの状況に関する分析」を公表
Posted 2022年6月29日
https://current.ndl.go.jp/node/46402
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「オープンアクセスを巡る日本の大学の研究者の現状:政策動向の概観とNISTEP定点調査2020から導く政策的示唆」を公開
Posted 2022年4月6日
https://current.ndl.go.jp/node/45941