2023年7月3日、公益財団法人ふきのとう文庫が、「ふきのとう・こどもクラブ」を開設したことを発表しました。日本財団の助成事業「子ども第三の居場所」の一環であるとしています。
同文庫は、長期入院やハンデキャップのある子どもに対し、布の本、拡大写本の制作等の活動を行っているほか、札幌市中央区で「ふきのとう子ども図書館」を運営しています。同図書館は、絵本・児童書（約１万４,000冊）を中心に拡大写本（約500冊）・布の本（約98種類680冊）を所蔵しています。
「ふきのとう・こどもクラブ」は、図書の本、布の本、拡大写本を通じて、学び、遊び、楽しめる場所であるとし、活動として、異文化コミュニケーション、イベント、体験プログラムの提供を行うなどとしています。
「ふきのとう・こどもクラブ」子ども第三の居場所を開設しました。（公益財団法人ふきのとう文庫, 2023/7/3）
http://fukinotou.org/report_detail.php?ID=1433
関連：
公益財団として初の試み、子どもたちに第三の居場所づくり「ふきのとう・こどもクラブ」開所（生活協同組合コープさっぽろ）
https://www.sapporo.coop/corporate/content/?id=918
子ども第三の居場所（日本財団）
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
参考：
E1839 – 第25回京都図書館大会＜報告＞
カレントアウェアネス-E No.311 2016.09.15
https://current.ndl.go.jp/e1839
E1955 – 第23回鳥取県図書館大会＜報告＞
カレントアウェアネス-E No.333 2017.09.21
https://current.ndl.go.jp/e1955
