IIIF、ジオリファレンスを可能にする拡張仕様の追加を発表

2023年5月15日、デジタル画像相互運用のための国際規格であるIIIFのウェブサイトにおいて、デジタル化された地図資料向けに、ジオリファレンスを可能にする拡張仕様の追加が発表されました。

発表によると、この拡張仕様によって、特別な地理情報システム(GIS)ソフトウェアやファイル形式を要さずに、IIIF準拠の地図画像を標準的なウェブ地図上に重ね合わせることが可能になるほか、地図ベースのインターフェイスを介してアイテムを検索する機能なども追加されるとしています。

また、地図関連の拡張仕様として、IIIFのオブジェクトと座標データを結びつけることを可能にする“navPlace extension”も紹介されています。

IIIF Consortium announces new extensions for working with digitized maps(IIIF, 2023/5/15)
https://iiif.io/news/2023/05/15/georef-extension-published/

Georeference Extension(IIIF)
https://iiif.io/api/extension/georef/

参考:
“IIIF Content State API”が正式公開 [2022年03月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/45832

ESRI社、米国のデジタル化地形図等を提供する“Historical Topographic Map Collection”を更新:ジオリファレンスされた高解像度のTIFF画像の追加等 [2019年11月05日]
https://current.ndl.go.jp/car/39424

CA1989 – 動向レビュー:IIIFの概要と主要APIバージョン3.0の公開 / 永崎研宣
カレントアウェアネス
No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1989

CA2018 – デジタルアーカイブの教育活用をめぐる可能性と課題―実践を例に― / 大井将生
カレントアウェアネス
No.352 2022年06月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2018

※タイトル、本文の一部を修正しました。(2023/5/25)