研究者はいかに学術情報を利用しているか? “eXtensible Catalog”プロジェクトに関する書籍が出版

米国のロチェスター大学を中心として開発されているオープンソースのディスカバリ・インタフェースソフトウェア“eXtensible Catalog”(XC)に関する書籍“Scholarly Practice, Participatory Design and the eXtensible Catalog”が出版されたようです。XCの開発の過程では、研究者たちがどのように学術情報を知り、入手し、利用しているかを理解するために、コーネル大学、オハイオ州立大学、ロチェスター大学、イェール大学といった研究機関で多数の研究者インタビューやワークショップが行われたそうです。同書では、これらのユーザ調査の主要な結果について紹介されているとのことです。

Scholarly Practice, Participatory Design and the eXtensible Catalog (ALA Store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=3408

eXtensible Catalog
http://www.extensiblecatalog.org/

Cute.Catalog (九州大学附属図書館が導入しているXC)
http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/

参考:
CA1727 – 動向レビュー:ディスカバリ・インターフェース(次世代OPAC)の実装と今後の展望 / 片岡 真
http://current.ndl.go.jp/ca1727

冊子体と電子リソースの横断的検索に対するニーズは?
http://current.ndl.go.jp/node/6646

メロン財団、新しい図書館オンラインサービスの研究に助成
http://current.ndl.go.jp/node/3888