2023年3月30日、公益財団法人大阪人権博物館が所蔵している人権資料を大阪公立大学に寄贈する方針を発表しました。
今後は大阪公立大学での人権資料の保管、展示、研究、教育における活用を予定しています。2023年4月から両者間で協議会を設置し、2025年度以降の実現を目途に調整を進めていくとしています。
大阪人権博物館(リバティ大阪)を運営してきた同財団は、2022年の再開館を目指し、場所・運営の内容と方法等の検討を進めてきましたが、主に経済的な理由により、所蔵資料を将来にわたって保管・展示などへの活用が困難であったとしています。
大阪公立大学への人権資料の寄贈と今後の方向(大阪人権博物館, 2023/03/22)
http://www.liberty.or.jp/cp_pf/index2023.html
参考:
E2229 – IFLA,資料の寄贈に関するガイドライン増補版を公開
カレントアウェアネス-E No.385 2020.02.13
https://current.ndl.go.jp/e2229