2023年3月15日、東京都荒川区が、2022年(令和4)年度荒川区議会定例会・2月会議において「荒川区豊かな心を育む読書のまちづくり条例」が議決されたことを発表しました。
同区では2018年に「読書を愛するまち・あらかわ」が宣言され、街なか図書館の開設や家読(うちどく)の推進などの取組が行われてきました。新たな条例は、宣言の理念をより一層深めるとともに、区民や事業者の読書活動に関する取組を促進し、地域が一体となって、あらゆる世代が生涯にわたり豊かな心を育む読書のまちづくりを推進していくために制定されたとあります。
図書館、地域、幼稚園・保育所等、学校ごとに今後の主な取組が掲げられています。条例は2023(令和5)年4月1日から施行されます。
「荒川区豊かな心を育む読書のまちづくり条例」が議決されました~「読書を愛するまち・あらかわ」の新たなステージへ~(荒川区,2023/3/15)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a004/kouhou/houdou/20230315-1.html
参考:
「群馬県民の読書活動の推進に関する条例」が可決され、2019年4月1日から施行 [2019年04月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/38016
群馬県、「群馬県読書活動推進計画」を策定 [2020年03月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/40646
日置将之. 読書条例制定の動きについて. カレントアウェアネス. 2015, (323), CA1840, p. 1-4.
http://current.ndl.go.jp/ca1840