2010年2月にスペインのセビーリャで開催された“eTwinning”の年次大会で議論された、EUにおける教育の未来に関するレポートが公開されています。eTwinningとは、学校の連携とICTの利用促進を目的に発足された、EU内の学校のネットワークコミュニティです。このレポートでは、学習という問題において教師が主たるステークホルダーであるにもかかわらず、教育や研修の将来に関する議論ではこれまであまり意見を求められなかったことを踏まえ、eTwinningの年次大会における現場教師の意見が収録されているとのことです。レポートには、今後10年から20年の間の教育の変化に関する教師の予測や、欧州における学習の未来に対する課題等が書かれているようです。
The Future of Learning: European Teachers’ Visions. Report on a foresight consultation at the 2010 eTwinning Conference, Sevilla, 5-7 February 2010
http://ipts.jrc.ec.europa.eu/publications/pub.cfm?id=3679