米国図書館協会(ALA)、2023年度連邦予算の可決を賞賛:図書館に対する資金の増加

2022年12月23日、米国図書館協会(ALA)が、2023年度連邦予算の可決を歓迎すると発表しました。

図書館サービス及び技術法(Library Services and Technology Act: LSTA)に割り当てられる予算が1,350万ドル増加したこと、教育省を通じて運営されるリテラシーへの革新的アプローチ(Innovative Approaches to Literacy:IAL)プログラムが100万ドル増額したこと等が指摘されています。

ALAの発表の中では、図書館への投資の増加は、情報やサービスへのアクセスの提供といった図書館の取組を維持・拡大するものであり、図書館がコミュニティを強化・向上していると議会が認識していることを称賛すると述べています。

ALA applauds passage of FY 2023 federal budget, key increases in funding for libraries(ALA, 2022/12/23)
https://www.ala.org/news/press-releases/2022/12/ala-applauds-passage-fy-2023-federal-budget-key-increases-funding-libraries

参考:
米国図書館協会(ALA)、上院が発表した2023年度歳出予算案に関する声明を発表:26年ぶりに図書館施設の改善へ支出 2022-08-05
https://current.ndl.go.jp/car/46614

米・2023会計年度の予算案について米国図書館協会(ALA)がコメント:「予算案は好意的だが図書館にとっては十分ではない」 2022-04-11
https://current.ndl.go.jp/car/45959

E2511 – 米国博物館・図書館サービス機構の2022-2026年度戦略計画
カレントアウェアネス-E No.438 2022.07.07
https://current.ndl.go.jp/e2511