2010年5月10日、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の科学工学図書館で、100名を超える学生が閉館時間(午後10時半)になっても退館せず、深夜まで居座り続けるという事件が起こりました。これは、図書館の予算カットへの抗議を示すための、学生たちのアピールとして行われました。この学生の図書館への居座り行動に対し、図書館側は、すでに勤務を終えた6名のスタッフを呼び戻し、さらに警察にも助けを求めました。翌11日は、スタッフ不足等から通常の開館時間よりも早く閉館、12日には図書館スタッフと学生の間で話し合いがもたれました。話合いを通じ、結局、この騒動は一段落したということです。
UC Santa Cruz Students Protest Library Budget Cuts
– Library Journal 2010/5/19付けの記事
http://www.libraryjournal.com/article/CA6728866.html?nid=3285
参考:
カリフォルニア大学の学生、開館時間縮小に抗議して図書館を占拠
http://current.ndl.go.jp/node/14892