ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、米国の公共図書館の運営資金とコンピュータやインターネットなどのITサービスの現状を明らかにするための調査“Public Library Funding and Technology Access Study”を、今後3年間にわたり継続していくための資金として、200万ドル(約2億円)を米国図書館協会(ALA)に提供しました。“Public Library Funding and Technology Access Study”の結果はこれまで、図書館のインターネットのブロードバンド化の推進や、図書館が提供するITサービスがいかに地域住民の役に立っているかを政治家等にアピールする際、説得力のあるデータとして活用されてきました。なお、2008-2009年の最終調査報告は、2009年の9月に刊行される予定となっています。
Bill & Melinda Gates Foundation renews grant to ALA for public library technology study
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/june2009/gates_ors.cfm
Public Library Funding & Technology Access Study
http://www.ala.org/ala/aboutala/offices/ors/plftas/pullibfunandtechaccstudy.cfm
参考:
E839(No.136)持続可能な利用者向けITサービスの提供に向けて(米国)
http://current.ndl.go.jp/e839
E699(No.114)地方の小さな図書館の「利用者向けコンピュータ事業」の支援策
http://current.ndl.go.jp/e699