欧州委員会のプロジェクト「欧州における研究のためのデジタルリポジトリ基盤ビジョン(DRIVER)」が2008年、欧州における機関リポジトリの現状と課題を調査し、分析しました。その報告記事が、Ariadne誌第59号に掲載されています。なおレポート全文は後日、DRIVERのサポートサイトで公開される予定とのことです。
この記事では、リポジトリに収録されているコンテンツの種類、リポジトリへのデポジット方法、利用しているソフトウェア、収録されている雑誌論文の版(プレプリント、査読後の最終ドラフト等)、デポジットに関する方針、どこから(Google、Google Scholar、Scirus、図書館目録等)アクセス可能か、といった現状調査の結果と、それをもとにした今後のステップが、機関・著者・インフラの3つのレベルで提示されています。
Marjan Vernooy-Gerritsen. Three Perspectives on the Evolving Infrastructure of Institutional Research Repositories in Europe. Ariadne. 2009, (59).
http://www.ariadne.ac.uk/issue59/vernooy-gerritsen-et-al/
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