図書館や公文書館所蔵の古い写真をウェブ公開することがもたらす利益

2009年1月19日付けNew York Times紙に、ドイツ連邦公文書館とWikipediaの連携、LCとFlickrの連携を例に取り上げ、古い、歴史的写真を多数所有する図書館や文書館が、写真をウェブ上に積極的に公開することの意味について論じた記事“Historical Photos in Web Archives Gain Vivid New Lives”が掲載されています。
貴重な写真をより多くの人と共有できるようになることに加え、ウェブコミュニティから寄せられる情報によって、図書館や文書館が書誌情報を十分把握できていない写真の素性を明らかにできる可能性があることの重要性が強調されています。

Historical Photos in Web Archives Gain Vivid New Lives
– New York Times 2009/1/18付けの記事
http://www.nytimes.com/2009/01/19/technology/internet/19link.html

Comparing LOC on Flickr and German Archives on Wikimedia Commons
– Open Access News 2009/1/28付けの記事
http://www.earlham.edu/~peters/fos/2009/01/comparing-loc-on-flickr-and-german.html

参考:
E788(No.128)LC,Flickrでの写真公開プロジェクトを試行中
http://current.ndl.go.jp/e788
E872(No.141)国立図書館に続き連邦公文書館もWikipediaと連携(ドイツ)
http://current.ndl.go.jp/e872
CA1623(No.291)ファインダビリティ向上を実現するフォークソノミー
http://current.ndl.go.jp/ca1623