Knowledge Map研究のジンズ氏ら、LCC、DDC、UDCの第2階層の対応表を公開

「図書館の分類表は現代の人類の知を適切に、体系的にカバーできているか?」という問題意識のもと、Knowledge Mapなど知識の構造化等を研究しているジンズ(Chaim Zins)氏と、氏が勤務していたブラジルの大学の研究グループが、米国議会図書館分類表(LCC)、デューイ十進分類表(DDC)、国際十進分類表(UDC)の第2階層の分類項目をマッピングし、その対応表を公開しています。ジンズ氏らによれば、すべての分類項目を対応付けることができ、十進分類が適切に人類の知を表象できていることが確認できた、としています。

10 Pillars of Knowledge: Mapping the Knowledge Covered by Library Classification Systems
http://www.success.co.il/knowledge/libclass/index.html
(※書棚の画像の下をクリックすると、対応表が表示されます。)

参考:
CA1658 – 動向レビュー:情報学の知識構造を描き出す試み:ジンズによる Knowledge Map研究の概要 / 村主朋英
http://current.ndl.go.jp/ca1658
CA1098 – 「分類」の新たな役割 / 中井万知子
http://current.ndl.go.jp/ca1098