2024年度及び2025年度の2か年で、「公共図書館における図書館協力の実態について」をテーマとして調査研究を実施しました。
都道府県立図書館が行う図書館協力には、図書館間貸出し、協力レファレンス、職員研修、運営相談などがありますが、近年、このような従来行われてきた図書館協力の枠組みを超える取組が見られるようになり、課題解決型サービスを図書館協力の一環として実施する例や、電子書籍を県内の全市町村立図書館とともに利用できるようにした例などが出てきています。
こうした背景を踏まえて、本調査研究では、全国の都道府県立図書館が域内の市区町村立図書館に対して行う図書館協力の実態を把握し、今後の図書館協力の展開に資することを目的として各種調査を行いました。
具体的には、本テーマに関する文献調査、47都道府県立図書館を対象としたアンケート調査、事前の文献調査に基づき選定した道県立図書館4館へのインタビュー調査のほか、アンケート調査の回答を基に選定した一部の県立図書館に対する追加調査を行い、調査結果を報告書に取りまとめました。
この報告書が、調査時点での状況を示す包括的な記録として、図書館関係者の皆様のお役に立つよう願っております。
