本研究は、図書館の情報サービスの核とされるレファレンスサービスについて、その実態を把握するとともに、国民のこのサービスに対する認識を明確にしようとするものです。その上で、これからの日本社会に図書館が貢献するための方策を導き出せるように、得られたデータや見解を分析し、課題と展望に関して指摘することを目指しています。
【目次】
研究の趣旨と構想
調査結果の概要
English Summary
第1章 図書館におけるレファレンスサービスの実態はどうなっているのか?
1.1 質問紙調査の内容
1.2 質問紙調査の結果
第2章 情報・調査を必要とする者の認識はどうなっているのか?
2.1 調査手法の意義(パイロット調査としての位置づけ)
2.2 聴取調査記録
2.3 聴取調査に基づくグループ別の情報・調査ニーズについての分析
第3章 情報・調査ニーズに応える図書館の実現へ向けて、何を志向すべきか?
3.1 各種サービスの実践とレファレンス質問の受付件数との関係
3.2 図書館が取り組むことのできるサービスの可能性
3.3 図書館に対する認識を新たにするアプローチ
3.4 リスク社会を支える活動に対する貢献
レファレンスサービスの展望:おわりに代えて
付録資料1 質問調査票
付録資料2 先行研究文献リスト
- リポート ⇒ PDF掲載ページへ(各章別)
- 集計表及び回答データ ⇒ zipファイル(16.2M byte)
※報告書の第1章本文では、適宜参照できるよう、関連する集計表の番号を示しています。報告書とあわせてご活用ください。
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This study on reference services – the core of library information services – aims to understand the current situation of these services while at the same time making clear the level of awareness of these services among the people. Moreover, in order to derive a plan in which libraries may contribute to Japanese society in the future, this report also aims to analyze collected data and opinions and clearly identify current issues and perspectives.
The report is available here.
(The English Summary includes “Research Plan and Aims,” “Summary of Survey Results,” and “Issues and Perspectives on Reference Services: Concluding Remarks,” originally written in Japanese by Oda Mitsuhiro, the leader of this project.)